財布 ~鹿の角ボタン~
2013年 06月 08日
今日は長財布をご紹介します。
東京からお越しのお客様からのご注文です。
外側は、ワインとキャメル、2色の革を使ってお作りしました。
革ひもを止めるボタンは鹿の角となっています。
内側は、ヌメ一色の革を使ってお作りしましたが、
チョコ色のボタンや、一か所だけ赤のポケットに遊び心が感じられます。
お客様のご要望で、カードが7枚入るようにポケットをお作りしました。
ところで、外側の鹿の角は、
角を輪切りにしてギザギザのエッジを柔らかく、つるつるになるまで鑢をかけるのですが、
これがまたとっても大変な作業。
大根をザクっと輪切りにして、面取りするのは簡単だけど(面取りなんて気が向いたときにしかしないけど。)、鹿の角とは話がちがう。
鹿は生き物なんだということ、生きるための角だということに改めて気付く頑丈さ。
鹿だって、生きるために角を頑丈にしているんだ。
曲がらないように、すばやく、そして力を入れて輪切りにしたあと、
艶がでるまで、丁寧に磨く。
お店に入ったとき、革じゃない匂いがしたら、
鹿の角を切ったり磨いたりしているんだとお思いください。
生き物の匂いがします。
話は戻り、
ご注文どうもありがとうございました!(m)
東京からお越しのお客様からのご注文です。
外側は、ワインとキャメル、2色の革を使ってお作りしました。
革ひもを止めるボタンは鹿の角となっています。
内側は、ヌメ一色の革を使ってお作りしましたが、
チョコ色のボタンや、一か所だけ赤のポケットに遊び心が感じられます。
お客様のご要望で、カードが7枚入るようにポケットをお作りしました。
ところで、外側の鹿の角は、
角を輪切りにしてギザギザのエッジを柔らかく、つるつるになるまで鑢をかけるのですが、
これがまたとっても大変な作業。
大根をザクっと輪切りにして、面取りするのは簡単だけど(面取りなんて気が向いたときにしかしないけど。)、鹿の角とは話がちがう。
鹿は生き物なんだということ、生きるための角だということに改めて気付く頑丈さ。
鹿だって、生きるために角を頑丈にしているんだ。
曲がらないように、すばやく、そして力を入れて輪切りにしたあと、
艶がでるまで、丁寧に磨く。
お店に入ったとき、革じゃない匂いがしたら、
鹿の角を切ったり磨いたりしているんだとお思いください。
生き物の匂いがします。
話は戻り、
ご注文どうもありがとうございました!(m)
by kawakoubou-atsu
| 2013-06-08 14:48
| 〈革作品〉財布