ランドセルのお財布
2011年 06月 12日
代官山のキャッスルストリートにあったWRのお店は
革工房の向かいにあったけど、
この間、八幡通りに移転をしました。
だからfor rentになっている、元WRのお店はまだ空きのままななんだけども
今日までの4日間、イベントをやってたのでちょっとチラ見へ。
お隣の「カフェオレ大福」のお店の看板のイラストを書いてる方と、
木の家具を作っている方が出しているイベントのよう。
チラ見へ…のつもりが、木の家具やら雑貨にはめっぽう弱いもんで、
うっかり胡桃のカッティングボードを購入。
ちょっとした果物とかを切るのに欲しかったから、いい買い物ができてよかった。
さてさて、先日オーダーいただいた財布が完成。
オーダーの主は、なんと中学生!
(もちろん、お財布代はお父さまのお財布からですが…)
自分の中学生の頃と比べてしまうのも何なんだけれど、
現代の中学生の中には財布をオーダーするという発想があるんですねぇ。
なんともおしゃれさんだなぁ。
そして、これが完成品。
なんと使った革はランドセル!
自分が小学生のころ(つまりは、「つい最近」使っていたランドセル)に
愛用していた黒の革のランドセルを、財布の外側の革に変身させる、というもの。
内側は、革の色の変化が味わえる「ナチュラル」色。
キーホールダーをよーく見ると、なんとなく
「たしかにランドセルだ!」と思いませんか?
外側の片面は、へびの革を十字架にしたいとのことで、
なんともしぶい感じに仕上がりました。
自分の感覚だと、すごく贅沢な財布だなぁと思う。
自分が中学生の時は、チャックで開け閉めする小さな小銭入れに
せいぜい数百円が入っていて、お札が入る日があろうものなら
「落としたらどうしよう」とかドキドキして持ち歩けるもんじゃなかった…
という「個人の基準」を差っぴいても、
それでも、贅沢な財布だなぁと思う。
なぜって、ランドセルを財布に変身させて
6年間愛着していたその革の感覚を、
違う形でまた身においておけるのだから。
もう着ない服や浴衣や着物を、リメイクする。
ぼろぼろになったバスタオルをバスマットにする。
ぼろぼろになったキッチンタオルを雑巾にする。
小さくなって着れなくなったセーターをほどいて、帽子を編む。
なんか、そういうのって
すごくいいなぁと思います。
6年間愛用したランドセルは、服やバスタオルと違って
2つとないものだから。
だから変身した財布は、すごーく贅沢だなぁと思うのです。(m)
革工房の向かいにあったけど、
この間、八幡通りに移転をしました。
だからfor rentになっている、元WRのお店はまだ空きのままななんだけども
今日までの4日間、イベントをやってたのでちょっとチラ見へ。
お隣の「カフェオレ大福」のお店の看板のイラストを書いてる方と、
木の家具を作っている方が出しているイベントのよう。
チラ見へ…のつもりが、木の家具やら雑貨にはめっぽう弱いもんで、
うっかり胡桃のカッティングボードを購入。
ちょっとした果物とかを切るのに欲しかったから、いい買い物ができてよかった。
さてさて、先日オーダーいただいた財布が完成。
オーダーの主は、なんと中学生!
(もちろん、お財布代はお父さまのお財布からですが…)
自分の中学生の頃と比べてしまうのも何なんだけれど、
現代の中学生の中には財布をオーダーするという発想があるんですねぇ。
なんともおしゃれさんだなぁ。
そして、これが完成品。
なんと使った革はランドセル!
自分が小学生のころ(つまりは、「つい最近」使っていたランドセル)に
愛用していた黒の革のランドセルを、財布の外側の革に変身させる、というもの。
内側は、革の色の変化が味わえる「ナチュラル」色。
キーホールダーをよーく見ると、なんとなく
「たしかにランドセルだ!」と思いませんか?
外側の片面は、へびの革を十字架にしたいとのことで、
なんともしぶい感じに仕上がりました。
自分の感覚だと、すごく贅沢な財布だなぁと思う。
自分が中学生の時は、チャックで開け閉めする小さな小銭入れに
せいぜい数百円が入っていて、お札が入る日があろうものなら
「落としたらどうしよう」とかドキドキして持ち歩けるもんじゃなかった…
という「個人の基準」を差っぴいても、
それでも、贅沢な財布だなぁと思う。
なぜって、ランドセルを財布に変身させて
6年間愛着していたその革の感覚を、
違う形でまた身においておけるのだから。
もう着ない服や浴衣や着物を、リメイクする。
ぼろぼろになったバスタオルをバスマットにする。
ぼろぼろになったキッチンタオルを雑巾にする。
小さくなって着れなくなったセーターをほどいて、帽子を編む。
なんか、そういうのって
すごくいいなぁと思います。
6年間愛用したランドセルは、服やバスタオルと違って
2つとないものだから。
だから変身した財布は、すごーく贅沢だなぁと思うのです。(m)
by kawakoubou-atsu
| 2011-06-12 17:14
| 〈革作品〉財布